「音(温)活ライフスタイル」

サウナーでギタリストのあいてふです♪

心も身体も頭もスッキリととのう!自律神経のジェットコースター

キートス!
あいてふです♪

今回からサウナの健康効果について一つずつ詳しくみていきたいと思いますが、今回は皆んな大好きな
「ととのい」についてです。
結論から言いますと、ととのいとは?
身体の制御システムに喝を入れてスッキリとリフレッシュすることです!

それでは「ととのい」について詳しく見ていきたいと思います♪


【仕事のストレスに追われる毎日・・・】

「週末の金曜日、多くの仕事や期限に追われ長時間労働や日々の激務の連続で心も身体も疲れがピークを超えてるのにまともに休める日が全然無い。。」

「でも、明日になれば!」
「ようやっと休みが取れる…!!」

と思ったらまさかの休日出勤命令…!

このように普段の仕事で疲れを感じている方は実に
『72%』
現代の日本では多くの方が慢性的な疲れを感じていると言う調査結果があります。
(2002年 日本の労働者健康状況調査の概況)

常に仕事に追われているため、自由な時間が限られており、プライベートや趣味の時間を確保することが難しいと感じる時間的な制約は、人生を自分でコントロール出来ているという『自己効力感』が失われるとともに、先の予定や課題についてぐるぐると同じ考えが頭の中を巡り不安とストレスが多く溜まる
『反芻思考』という心理状態になり、重度になるとうつ病に繋がっていく危険性があります⚠️

「日々身体や心に疲れを感じている!」

そんな時こそ、是非ともサウナの利用をお勧めします♪

疲れてる時こそととのいチャンス!!ストレスを癒しに変える

多くのサウナーがサウナに入る目的の一つに
ととのう』という状態がありますがこれは、

「とても気持ちが良くて心身共に快調に感じられる状態」
(日本サウナ学会理事 加藤容嵩)

つまり、サウナの「ととのう」とは、体と心のリラックスやリフレッシュを意味する言葉であり、サウナ体験後の爽快感や心地良さを表現しています♪
このととのいを求めて多くのサウナーが日々サウナに入る活動「サ活」に勤しんでいるのだと思います。

それでは、実際に
「ととのう」時に身体はどういう状態になっているのか?

⚫︎身体の調子をととのえる!自動制御システム
身体の中心にある脊髄は頭と首の境目から腰と胸の境目まで存在していてその中には体温や汗、心拍数等を自動調節してくれる自律神経という機能があり、
・交感神経 (身体を活動させる神経)
・副交感神経(身体をリラックスさせる神経)
という2つの神経がシーソーの様に上がったり下がったりして環境や状況に身体が適応出来るように調整をしてくれています。
この自律神経が普段の仕事の疲れやサウナ、ととのいに大きく関係しています。

サウナ⇨水風呂⇨外気浴で身体に起こる変化
⑴サウナに入る
⇨最初は暖かい心地よさから副交感神経が上がり、徐々に熱さから身体を守る為交感神経が優位になり心拍数が上がり汗が出ます。
⑵水風呂に入る
⇨急激な冷たさから身体を守る為、交感神経が更に上がります(上がる値はサウナ以上)
⑶休憩する
上がりきった交感神経が今度はジェットコースターの様に急激に下がっていってシーソーのもう片方の副交感神経が上がってきます。
この自律神経切り替わりの落差がととのう現象につながるのでは無いかと考えられています。

ここで、何故疲れてる時がととのいのチャンスなのかと言うと、脳が疲れを感じている状態、つまり仕事の疲れから身体に常にストレスが掛かっている状態だと、交感神経の初期値が高い状態が維持されている形になります。

その状態からサウナ⇨水風呂に入ると交感神経が更に刺激される事によって上がり、その分休憩する時に
「反動の幅が大きくなるために大きくととのいの感覚を味わえる」のでは無いかと思われます。

なので、日々の激務に追われて疲れを慢性的に感じてる時は、

「仕事は辛いけど、今自分の自律神経にととのいパワーが溜まってきている!!」
ととのいゲージMAX!!!サウナ注入!!

と、このように辛い仕事を乗り切った上でサウナに入ってみることで極上のととのいを味わえる可能性があるということです(笑)


フィンランドサウナではととのいは起こらない!?
日本のサウナ文化は東海地方の方言で言うところのチンチンに熱いサウナ(90度以上)とキンキンに冷えた水風呂(15度以下)の場所を多く見かけますが、
本場フィンランドのサウナではサウナ室が平均75度〜80度と言った低い温度に設定されているのが標準で、更に
「サウナの魂はロウリュにあり!」
と言う格言がフィンランドにはあり、サウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させるロウリュスタイルのサウナが主流です。
そして必ずしも水風呂や湖に飛び込む形ではなく、外気浴を行う形が一般とされています。
この形のサウナ浴では、自律神経が熱くて厳しい交感神経優位の状況になりづらく、常に副交感神経が優位の状態になるので、自律神経の落差から来る「ととのい」を感じる事は難しいと考えられます。
因みに、フィンランドは世界の幸福度ランキングが6年連続1位!
(2023年国連の世界幸福度レポート、日本は47位)
と言う世界一ハッピーな国でもありますが、これは
「副交感神経が優位の常に気持ちの良いサウナ浴」に毎日入っている事が一つの要因になっているのではないかと考えられます。

では、このととのい効果を更に高め最大限に味わう為にはどうすればいいか?
ととのう為に必要な、より効果的な方法を来週にお伝えしたいと思いますのでお楽しみに♪

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