「音(温)活ライフスタイル」

サウナーでギタリストのあいてふです♪

日本発!高度先進医療としてのサウナ効果

キートス!
あいてふです♪

 

サウナ温活ライフも今回で12回目!
今回はサウナの最大の効果の一つでもある血管に関しての健康効果をお伝えして行きたいと思います。

特に今回は、日本で発見され多くの論文も寄稿されている『和温療法』の観点から知られざるサウナの健康効果についてお伝えして行きたいと思いますので、今回も宜しくお願いします♪

始めに結論から
「血管を若返らせるには気持ちの良いと感じるサウナに入る事♪」

それでは今日も詳しく見て行きたいと思います♪

《注意事項》
※今回の記事はあいてふが一般的な視点で書いたものであり医療効果に関して保障するものではありません。
病気などの疾患をお持ちの方は必ず医師の指示等を守り適切に入浴いただくようお願いします。

 

【世界も大注目!?日本発!高度先進医療『和温療法』】
『和温療法』とは?
薬を使わず、痛みを伴わない体に優しい治療法で、
元々は心不全の治療法として開発されたもの。
現在は、遠赤外線サウナによって身体を温める形で行われています。
※和温療法について詳しく知りたい方は以下の『和温療法研究所』のサイトを御参照下さい。
http://waon-therapy.com/index.html

⚫︎和温療法が効果を発揮する大きな理由
「和温」によってNO(一酸化窒素)を強力に産生すること
現在日本人の死因で2番目に多いとされている心疾患は昭和60年頃に脳血管疾患を抜いて全体の15%と高く、食事や運動等の生活習慣や仕事におけるストレス等、現代病の一つとして考えられてます。
(令和4年(2022年)人口動態統計月報年計の概況)

和温で産生される一酸化窒素には血管を広げて血流を促進し、血管を若返らせる効果があり、これにより動脈硬化を予防し、狭心症心筋梗塞などの心疾患を予防する事が出来るとされています。
サウナ浴に於ける医学的効果について和温療法研究所所長の鄭 忠和先生はこのように述べています。
①交感神経の活性化
②適度な体温上昇による副交感神経の活性化
③体温上昇による発汗と汗腺の活性化
④メンタル面での爽快感
(サウナが健康に良い医学的根拠)
因みにこの効果は運動をする事によっても得られますが、大きな違いは交感神経の活性化が一時的なものである事
普段から不整脈を起こしてる方や病気や疾患を持ってる人は激しい運動が難しいため、体を温めるだけで効果を得られる和温療法が血管の健康効果として期待されています。

【和温療法の正しい入浴手順】
⑴室内を均等に60度に保った状態の遠赤外線乾式サウナに15分入る
⑵ベッド等で横になり暖めた毛布などで全身を覆い
30分の安静保温を行う(室温は28℃に設定する)
⑶発汗分の水分補給を行う
※週に1〜2回(10回以上行うと効果が現れやすくなる)

この入り方は、個人的には前回のブログで『深部体温を効果的に上げる方法』でお伝えした、岩盤浴が一番近いのでは無いかと思います。
実際にサウナに入った後に、水風呂に入らず汗を流した後に岩盤着に着替えて低温の岩盤浴(45度前後)に入ると、汗が止まらずにどんどん溢れて来る感覚があり、驚きを感じた事があります。
通常のサウナで60度の低い温度設定の乾式サウナはプールなどの採暖室ではたまにありますが通常の銭湯で見ることはレアケースです。
なので、通常のサウナ浴でNOを産生する効果的な入り方も紹介されています。

【乾式サウナによるNO分泌入浴法5ステップ】
⑴サウナ室の天井と床は25度の温度差がある為、体調に合わせて必ず気持ちいいと感じる温度で行うこと
⑵サウナの入浴時間は80度で10分、90度で7〜8分が目安
⑶水風呂時間は1〜2分入る(入り過ぎに注意⚠️)
上がる目安は気道を通る空気が冷えてきたと感じる位
※高齢者は身体を冷やすより保温する方が効果的
⑷サウナの回数は1度に2回まで
⑸効果を最大化するにはサウナ浴後に急に身体を冷やさずに全身をバスタオルやガウン、サウナポンチョや毛布等で身体を包む。
※体内で微熱の状態を30分程維持するとより血流が促進され、細胞代謝亢進、疲労回復などの効果が最大化する
⑹サウナ後の体重差で発汗量を計り、最後に発汗で減った体重分だけ水分をしっかりと補給する。(概ね300mℓ〜500mℓ)
300mℓ以上の発汗で「和温」効果が発揮され、500mℓ以上の発汗で効果が最大化されてる指標になります。

このサウナ浴により深部体温が1.0〜1.2度上がり
それにより一酸化窒素が血液内に多く分泌されることで、
・血管を拡張し柔らかい状態を保つ
・心血管疾患への予防及び回復効果
・血管の柔軟性促進による血管年齢の若返り
・心拍出量の増加で血流促進する事による高血圧リスクの低減。
などの様々な効果が期待できるとされています。

【更に血流効果をを促進させる効果的な方法はリラックスする事!?】
自律神経はととのい効果を高める以外にも様々な働きを行っていて、全身の血管の収縮拡張を調整して血液の供給量を変化させています。
リラックスする時に反応する副交感神経の活動が高まると心臓に供給される血液が増えます。
(具体的には副交感神経から放出されたホルモンが冠血管を拡張し血流が増える仕組みです)
なので、NO分泌入浴法⑴でお伝えし気持ちいいと感じる温度で行う事がとても重要になります。
逆に長時間身体がストレスにさらされると交感神経が反応して、心拍数が増加し血管が収縮して血圧が上がります。
つまりは血流改善を狙うならその日の体調に合わせて身体が気持ち良いと感じるサウナ浴を心掛け、交感神経優位になる冷たすぎる水風呂は避けるべきだという事が分かります。

如何だったでしょうか?
このように普段利用しているサウナ浴をいつものと違った視点で考えることで、毎日のサウナ入浴法のアップデートにつながれば幸いです。
来週からは3週に渡りサウナの健康効果のもう一つの柱であるヒートショックプロテインについて、お伝えして行こうと思いますので、来週もお楽しみに〜♪

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