「音(温)活ライフスタイル」

サウナーでギタリストのあいてふです♪

安全な入浴を心掛けて最高のサウナライフを

キートス!
あいてふです♪

最近爆発的に増えたサウナ利用者ですが、その分入浴中に倒れる方や急激な身体の変化による死亡事故等の報道が散見されるようになりました。
この様な状況をふまえて、今回は公開されている最新のデータを元に、一人のサウナーとして、または情報発信者として今一度サウナ利用の際の危険と注意点に関して、
私の経験もふまえてお伝えできればと思いますので、日常的にサウナを利用する人は勿論、サウナーになりたての人や友達や家族に薦める際に参考にしていただければと思います。

【10年間で100人以上が救急搬送!?サウナに潜む意外な危険事実!】
郡山消防本部が、2013年〜2022年までの10年間に管轄する4つの市と町で起きたサウナを利用して体調が悪くなった人を救急搬送した101件(男性が76人女性が25人)の傾向をまとめた調査によると
①失神と意識障害
全体のおよそ3割にあたる30人
熱中症や脱水症状
23.8%にあたる24人
脳梗塞などの脳疾患が5人などとなっています。
年代別では70代が36人、次いで60代が26人、50代が11人と高齢になるほど重症化するケースが多い傾向。
一方、40代以下の若い世代でも、飲酒や運動の後に意識を失って搬送されるなどのケースもあり注意が必要です。
このうちおよそ半数の56人は、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの持病がある人ということです。
(2023年6月 サウナに関連した救急統計について)
先ずは一番事故の多い失神と意識障害について、原因を見て行きたいと思います。


【水風呂はヒートショックを起こし死に至る可能性があるので要注意!!】

以前ニュース等で、冬場に冷えた脱衣所で服を脱いだ後に熱い風呂に入った際に、意識が無くなって倒れるという報道を目にする機会を多く見かけるようになりましたが、実際に年間約17000人程の方が入浴中に死亡しているという推計もあります。
(2011年東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査)
これは『ヒートショック』という現象で
温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、めまいや失神したり心筋梗塞脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。
具体的には、あたたかい部屋から寒いトイレや浴室に移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が変化し、失神や不整脈脳卒中心筋梗塞を起こし、入浴中の溺死や急死につながることもあるというとても恐ろしい症状です。
ヒートショックを起こす危険性が高い人は主に高齢者や高血圧の方、そして2型糖尿病脂質異常症の方では
急激な温度変化や血圧変動により意識が無くなったり臓器に負担が掛かる為、特に注意が必要です!⚠️

⚫︎サウナ⇨水風呂時の身体の状態
サウナに入ると血管が拡張し血流が増える為血圧が下がります。更に心臓から皮膚表面に血液が集まって汗腺が開きそこから汗を出して体温を下げようとする機能が働きます。
この状態で水風呂に入ると逆に冷たさから臓器を守るために心臓に血液が戻って血圧が急激に上がります。
特に血圧が急激に上がる状態が心臓や脳に負担が大きく掛かる為、高血圧や心臓に不安がある人は勿論、水風呂に慣れて居ない人も充分に注意が必要になります。

そして昨今アウトドアサウナが増えた事により危険性が高まっているのが、川や海、湖等のサウナによる水難事故です。
6月に栃木でサウナを楽しんでいた男性が池で溺れて亡くなるというケースが発生しました。
ハッキリとした原因は解明されてないそうですが、
これも水風呂慣れしてない事によるものも一つの原因として考えられます。
大自然で行うサウナは常に危険が潜んでいるという事を認識して、安全にサウナを楽しんでいただければと思います。


次回はサウナ内で2番目に多い脱水症状と熱中症そして対策法も含めてお伝えしたいと思いますので、
次回も宜しくお願いします♪

※あいてふは以下のグループに参加しています。
ブログに興味を持ってくださった方は宜しければ、
バナーのクリックを宜しくお願いします♪






ナーダーン♪