「音(温)活ライフスタイル」

サウナーでギタリストのあいてふです♪

あれ?次は何をやれば良いんだっけ?を解消する!長期目標をシンプルにする方法

グラシアス!
あいてふです♪

 

前回は目標を明確にして、行動を起こしやすくする
WOOP法についてお伝えしました。
今回は、半年後や一年後にライブに出ると言った
長期の目標設定に効果の高い
後方プランニング』という方法を紹介していきたいと
思います。

音楽バンドで合わせるため、演奏会や発表会の為に、
曲を覚えたりフレーズが弾けるように練習したり、
本番の為の練習となると
半年後や一年後と言った目標の為に練習する事になり

「あれ?次に何をやれば良いんだっけか?」

と目標立てが複雑でややこしくなります。

そこで!
長期目標をシンプルにする事で目標達成率と
モチベーションを激増させる
逆算思考」を紹介します♪

《例》
「半年後にライブに出るという目標を立てた場合」

●通常プランニング
最初にAメロのコード進行を覚えて、
これを覚えたら次はBメロ、サビとそして
一曲出来るようになったら次の曲のように
今を基準にして達成までの目標を立てる方法です。

これに対して
後方プランニング
半年後ライブに出る為には遅くても1ヶ月前までには
課題曲を通しで演奏できるよう覚えて、
2ヶ月前までには、全部の曲のコード進行を覚えて、
間違えやすいフレーズの練習を重点的に行う等
目標達成した状態から逆算して行動を考える方法です。
(2017年アイオワ大学)

目標達成まで2つか3つの様にステップが少ない場合は、
どちらのプランを使っても効果に差は無いですが、
期間が半年や一年等、目標達成までのステップが多く
複雑な目標のときに後方プランニングを使った方が
目標達成出来た人が多かったという研究結果
があります。


ここから考えられるメリットは、
・未来の行動を予め考えておく事で迷わずに目の前の
 行動に集中出来るようになること
・自分の課題がどの程度進んでいるかがわかる様になり
 モチベーションアップにつながること

後方プランニングは、
他の人が立てた目標でも同様の効果が得られる事が
研究により分かっているので、
私がライブに出演する際の目標づくりを参考に
プランを立てて貰う事も有効だと思います♪


【後方プランニングの作り方(あいてふver)】

⑴最終的なゴールを正しく設定する。

「半年後のライブを絶対に成功させたい!
その為には新たに4曲覚えて間違えずに弾けるようになる!」

この様に自分が叶えたい事と
具体的に何をすれば成功かを最初に設定します。
※人は目標達成に必要な期限を少なく見積もるので
期限と目標は余裕を持たせて考える様にすると現実的です♪

⑵ゴールまでに必要なステップを5つにまとめる
・1ヶ月前:本番を想定して録画しながら通しで弾く
・2ヶ月前:全ての曲を通しで弾ける様になる
・3ヶ月前:間違いやすい箇所を重点的に練習する
・4ヶ月前:一曲毎のコードやフレーズなどを固める
・5ヶ月前:全体の構成を頭に入れて曲の雰囲気を掴む

⑶進捗状況を振り返り、その都度必要があれば目標の修正を加える。

「ギターソロが難しくて中々弾けるようにならないから、まずはテンポを遅くして確実に弾けるようになってから次に進もう!」

このようにアクションの変更は普通に起きることなので
目標の進捗が計画通りに進まなかったとしても
自分を責めずに淡々と計画に修正を加える事が重要⚠️

 

《まとめ》

遠くて先の見えづらい達成目標は細かく分解して
一つ一つの目標設定を明確にする事が重要です。
多くの人が陥りがちな事は、目標を完璧に立てすぎて、
目標達成できなかった時に自己嫌悪になる若しくは、
目標達成出来ないから適当でいいや〜という
「もうどうにでもなれ」と言った心理状態になって
やる気がなくなる事が考えられるので、
長い目標達成に少しでも早く手を付ける事ができるように、目標に余裕を持たせた状態で先ずは実行してみて、
後で修正を加えていくという形が良い
と言うことですね♪

 

次回は、目標達成に立ちはだかる壁や障害の対策法
について、お伝えしたいと思いますのでお楽しみに♪

 

チャオ〜♪